とある小国についに最新(のお古)のAI技術が導入されることになった。 しかし、指導者層が無能な国のためにここでやらかした。 先進国は多数の失業者が出ないようにAIを導入する業界を絞るなどして段階的に導入していったのだが、ここでは人件費よりもAIが安くなるならどんな分野でも一気に切り替えてしまったのだ。 さらにはあちこちに電子マネー前提のゲートができ、貧困階級は街に入ることすらできなくなってしまったのだった。 貧しいものたちはAI化がまだされていない、再開発がされていない古びた地区の崩れかけの建物に勝手に住 ...