20xx年、日本の社会問題である「少子高齢化」が深刻化し、総人口が7,000万人を切った。 労働人口激減にともなう物価上昇、保険料の増加、消費税20%超えなど、国家消滅までまったなしの状態だ。 そこで、政府が発表した苦肉の策が「セックス専用車両」の設置である。 女性専用車両は女性しか乗れない規定だが、セックス専用車両は「人口増加に貢献したい男女以外乗ってはいけない車両」と規定されている。 つまり、子どもをたくさん作るために、不特定多数の相手とセックスしまくり、ひたすら子どもを作るのに抵抗がない人だけが乗れ ...