【あらすじ】 古い伝承が色濃く残る田舎に産まれた私は 幼馴染の彼と結婚を果たし彼のお義父様の立派なお屋敷に住むことになりました。 彼の一族は大地主で由緒ある豪族であり、私の一族も古くからある豪族であった為、 互いの親が決めた許嫁同士でもありましたが無理に付き合っていたわけではなく 幼い頃から仲が良かった私達は自然に想いを寄せて結ばれました。 結婚を果たした私達は恥ずかしながらまだ夫婦の契りをおこなっておりません 大地主でもあり神主でもあるお義父様の言い伝えどおり、 月の満ちる刻に結ばれるよう言い渡されたか ...