あれから一か月――。 淫紋に刻まれた力は、彼女たちの誇り高き心と自由を無残にも蝕み続けた。 抗おうとした意思は次第に薄れ、甘美な快楽の中でかつての自分を見失っていく――。 ナミ 自由を求める航海士だったナミ。しかし淫紋はその自由さえも縛りつけ、彼女を快楽の海へ沈めていった。 「こんなの…私じゃない…でも、気持ちいい…!」 その瞳には、もはや抗う意志は残されていない。 ロビン 知識と冷静さを誇っていたロビン。淫紋はその理性を溶かし、快楽に囚われた新たな自分を受け入れさせていった。 「こんな私も…悪くないのか ...