【ストーリー紹介】 私は桐之宮鈴華(きりのみやすずか)と申します。 生まれつき目の見えない私ですが、それを全く不幸なことだと思っていませんの。 だって、幼馴染であり執事でもある彼がずっとお世話をしてくれているのですから。 彼にとっての私は使えるべき主、でしかないのでしょうが、私にとっては両親と同じくらい大切な人。 そして、彼の子供が欲しいと切実に願うほどに愛しているのです。 そんな私ですが、目の見えない影響で嗅覚が鋭敏になっており、匂いフェチに目覚めてしまいました。 今日も私は彼が断わらないのをいいことに ...