【小説・ノベル】 主人公・冨澤達哉は華金の夜にいきなり美女から「あの時はごめんなさい」と謝られる。 達哉はまったく心当たりがなかったが、その美女が幼馴染の塩見真緒であることがわかる。 実はこの二人は大学受験をめぐって◯3の夏に大喧嘩をするのである。 達哉が地元ではなく東京の大学を受けることを真緒に事後報告したのだ。 「裏切者!」と言われ絶交されるも、達哉もそれを受けたのである。 結局、達哉は東京の大学に進み、それ以降真緒に会うことはなかった。 そして、今である。なんだかんだ理由をつけて達哉の家にやって来た ...