『ゴブリンにヤラれるのは、ファンタジー世界の住人ではなく、動物園の飼育員さん!?』 飛騨の山中で発見された、UMA(未確認生物)であるゴブリン。 ゴブリン達は生物学上、新種のサルの仲間であると認定され、サルの飼育に定評のある「さびれ山動物園」での生態観察が決定した。 ゴブリン3匹の飼育係に任命された、サル担当飼育員の椎名郁美(26)。 いきなりの指名に抵抗を示す郁美だが、嫌々ゴブリン達の飼育を引き受けるはめに。 生態は良く分かっていないが、知能は非常に高いと言われるゴブリン達を、とりあえず従来のサル同様に ...