素っ気なくされても、突き放しても、愛されたいという気持ちは止められない。 わざと拗ねる桃山に、ユキの「愛」が噛み付く。 「愛されたい」、でも「別れよう」。 桃山の複雑な思いを受け止めながらも熱い夜を共に過ごしたユキ。 「新しい理想の彼氏ゲットする!」 ――翌朝、そんな桃山の書き込みを見たユキは、その真意を確かめるため、自分の部屋ではなくユキの家へと帰った。 彼は文句を言いながらもユキを部屋へ迎え入れる。 本気で別れようとは思っていないのだろうか、まだ脈はあるのか。 愛されたいという言葉通り、素っ気ない態度 ...