【あらすじ】 ある深夜――月明かりも届かぬ静寂の城に、異形の魔獣とそれを操る男・デミスが忍び込む。 城主が不在のこの夜を狙い、彼らが現れたのは偶然ではなかった。 狙いはただ一人、この城を守るレム。 その肉体と魔力を苗床として取り込むため、触手の魔獣は執拗に彼女を狙う。 突然の襲撃に驚きつつも、レムはすぐに態勢を立て直し、得意とする攻撃魔法を次々と繰り出す。 しかし、敵はただの怪物ではなかった。 デミスは特殊な魔術でレムの魔力、そして強い意志を体外に「排泄」させていく。 果たしてレムは、自らを苗床にしようと ...