ここは、世界の常識がネジ曲がってしまった社会。 100年ほど前から人口が減り続けた結果、少子化が深刻化してしまった。 その結果、生まれてくる子供はよりかけがえの無い存在となった。 やがて世界では「何より子作りが優先される」価値観が当たり前になり──。 ────────────────── <作品概要> 少子化が深刻化した社会の中で、一つの法案が可決された。 それが、国家規模で子作りを奨励する「子孫繁栄法」。 この制度で「母体」に任命された女性は、派遣される男性と子作りをしなければならない。 そして、今回そ ...