‘1人では危険じゃよ、この近くの木は人を襲う’ 老人の忠告を無視し旅を続ける女戦士は奇妙な音を聞く。 ふと振り返ると、大きな木の根のようなものがうねうねとゆっくりと近付いて来ていた。 「なによ!あれっ!…」 恐怖に駆られながらも、必死に逃げる彼女だったが、ついに木に捕まってしまう。 その木は触手を持ち、彼女の身体中に絡みつき始めた。 「やだっ!…触らないで! くっ…すごい力…」 彼女の体は触手によって拘束された。 触手が顔に近づいてくる。触手の表面から不思議な汁がにじみ出てくるのが見えた。 「最悪…すごい ...