(シリーズ6話目) 翔和を陥れようとした明智光秀の小姓・次郎丸は、信長によって切腹を申し渡され、 翔和の眼前で果てる。 余りにも軽く扱われる人の命と、目の前で人が死ぬ衝撃から、翔和は憂いにとらわれ、 なかなか抜けだせないでいた。 そして、その憂える翔和に寄り添おうとし、いろいろと気遣いを働く信長の行為に、 翔和も戦国の世に馴染もうと努力する。 一方で、ますます周囲の妬心を煽ることとなった。 「今宵の伽を、貴様も楽しめるように、してやるだけだ」 湯あみ中、坊主が稚児に使うという、張り型を用いようとする信長に ...