「はじめまして、パパ……」 社会人、工藤安彦は新婚ほやほやの若旦那。 お嫁に迎えたバツイチの女性には連れ子の娘がおり、名前は星那ちゃんといった。 家事万能、成績優秀、人望あり。 彼女は年齢から考えられぬほどに大人びており、欠点らしい欠点の見当たらないしっかり者だった。 そんな星那ちゃんがある晩、安彦の部屋を訪ねてくる。 「パパ、なんだか寂しくて、一緒に寝ちゃダメですか……?」 あまりに出来すぎた義娘、そんな彼女が見せた年相応の少女の一面。 安彦は密かにそれを喜びつつ、「もちろん」と彼女を布団に招き入れる。 ...