【総ページ数】 ・全55ページ 【あらすじ】 目が覚めると、見知らぬ天井。頭が痛い。 ぼやっとした意識の中、記憶を手繰り寄せていく。 大島課長に飲みにつれていかれたのは覚えてる。あんまりお酒強くないって言ってるのに、次々飲ませて来て……。 ダメだ、記憶がほとんどない。 「くそ、頭いてぇ。一回会社に報告してやろうかな……」 一息ついて、思わず口から文句が漏れ出る。 実際、同僚の中で大島課長はすこぶる評判が悪い。 金払いはいいから昔はそれで行けたかもしれないけど、この令和の世では通用しない。 「ごめんなさいね ...