【内容量】 全92ページ 【あらすじ】 私、水無月麗奈は今年で29歳となる。 その日の夜も、私は行きつけのバーで一人グラスを傾けていた。 最近、少し悩み事がある。 それは、幼馴染みであり恋人の高瀬優一の事だった。 恋人の事で悩み、一人やけ酒のように黙々と飲んでいると、突然背後から声を掛けられた。 「水無月さん、こんばんは!今夜はお一人ですか?良ければ隣座ってもいいですか?」 明るい声でそう言って、隣の席に座り始めるのは彼氏である優一の部下である斎藤遥馬だった。 以前優一の職場に出向いた時に、新しい部下だと ...