【内容量】 全94ページ 【あらすじ】 俺には一郎という兄貴がいる。兄貴は俺と違っておしゃれで、どうすれば自分をかっこよく魅せられるかを常に探求している遊び人だ。 現在大学4年生だから、学生最後の遊べる年だと言って遊びまくっている。対する俺は勉強に身を捧げたオタクの大学2年生だ。 そんな兄貴から電話がかかってきた。正直取りたくはないが・・・ 「はいもしもし?」 「拓郎〜、ちょっと来てくれよぉ」 「は? こんな時間に行かないよ」 「清子がさぁ、ぐでんぐでんになっちゃってよぉ」 俺はチッと舌打ちをしてから電話 ...