とある田舎のさびれた村。そこに仲睦まじい兄妹がいました。 喧嘩など一度もした事はなく、互いが互いを想いあう清い家族愛に包まれた純真な二人。…だったのですが、思春期を迎えた兄は妹の事を「異性」としても見るようになり、いけない事とは理解しつつも夜な夜な、妹の事を想いながら自慰にふけっていました。 そして妹は、夜になると隣の部屋から微かに漏れ聞こえてくる兄様の切なげな声に気づいていました。大好きな兄様が、あのお優しい兄様が、苦しそうに、切なげに、自分の名前を呼びながら何かなさっている…と。 そんなある日兄は、妹 ...