シリアスで残酷な青春SM小説。 「ずっと同じ地域で育ったわたしたち五人。男四人に女一人。妙なグループです。友情は愛情にならないと言われたのです。でも、わたしはもう、これ、友情じゃないのに……。」 わたし(句実子)はずっと学校で一緒だった友人四人ともっと深い関係になりたい。その提案に男たちは答える。 「ぼくたちは、おまえを悲しませたくない。おまえがしたいことを実現させてあげたい。それがぼくたちにできることなら、喜んで協力する」 句実子は、四人の男友達の共有物「メス犬クミー」となることを望み、四人との危ない学 ...