【一番近いはずなのに――】 特に将来の夢などない普通の男子、「藤川」。 藤川は隣のクラスの女子、「梶田由乃」にひそかに想いを寄せていた。 進路希望調査票を白紙で出したことから先生に呼び出される藤川。 特に夢などがないので、その場で将来の夢を「お笑い芸人」と適当に決める。 調査票に記入を終え、面談室を後にすると、偶然、隣の部屋から「梶田さん」が現れ、一緒に帰ることに。 梶田さんと一緒に帰りつつ話をするものの、特に恋の進展はなく、チャンスを逃してしまう奥手な藤川。 その翌日、彼に本当のチャンスが訪れる。 想い ...