サトルは最近調子が悪いのが気になっていた。 病院に行ってもどこも悪くないと言われ、ビタミン剤をもらうだけだ。 そんなある時、たまに行くレストランに入るが、一人コーヒーを飲みながら晴れない気持ちを持て余していた。 「ここいいですか?」 考え事をしていて気が付かなかったが、目の前には目を疑うほどの大きな身体の女性が立っていた。 店内はサトル以外誰もいないのに、なぜ?と思ったが、そんな思いも吹き飛ぶくらい彼女は魅力的だった。 そして彼女の第一声は「あなた、霊がついてるわよ。」だった。 その霊は若い女性で、サトル ...