◇あらすじ 何気なく窓を開けたある日の事 窓から顔を出している‘柴崎萌々’と目が合った。 「お? 萌々?」 「あ、お兄ちゃん……」 お隣の家に住む柴崎萌々は、幼馴染みだ。 萌々の部屋の窓にはカーテンがかかっていて、彼女は頭だけ出していた。 が、様子がおかしく萌々は何やら慌てたような表情になる。 と、その時――強めの風が吹いた。 カーテンがめくれて、萌々の部屋の中が見えてしまう。 萌々は全裸に縄をまといつかせていた。 顔を真っ赤に染めた萌々は、大慌てで窓を閉めてカーテンを引く。 後に残された俺は、呆然として ...