「おかえりなさい、おじさま。お仕事お疲れ様です」 小太りの男と彼に抱き抱えられた赤子を出迎えたのは 顔に幼さの残る純朴そうな少女――彼の妻だった。 「えへへ…今日も頑張ったおじさまにご褒美です」 よしよし、と言いながら男の頭を撫で頬にキスをし 少女は眠る我が子へと優しく微笑みかける。 ひとつふたつと他愛ない会話が続き、溢れる笑顔。 まるであの雨の日の最悪の出会いなど嘘のように 二人の間には幸福が満ちていた。 しかし。 「やめてって言ってもやめないで、 激しく、めちゃくちゃに犯して欲しい」 少女の中に芽吹く ...