純白のドレス、美しい教会。女の子が一番輝く日を俺が穢してやった…。 リーーンゴーーン…。チャペルからは厳かな鐘の音が響く。 友人の結婚式に呼ばれている俺は、そわそわと花嫁を待つ新郎をちょっとばりうらやましく思っていた。 (嫁さん確か、めちゃくちゃかわいいんだよな…。いいなあ、こんな雰囲気あるところで幸せそうに…) カタリと扉が開くと、そこには少しはにかみながら可愛い笑顔を浮かべた美しい花嫁が立っていた。 友人の結婚式をお祝いするつもりが、妬ましさが上回ってしまった俺。 そんな俺は、まだ準備をしている花嫁に ...