タイトル通りの作品です。 文字数は12,000〜13,000文字。 「じゃーん! 通信販売で買った、『絶対支配の指輪』ー!」 「またそんな怪しげなモンを……」 見た目だけは知的で可愛く見えるアホ姉が、毎度毎度怪しげなブツを得意げに掲げて俺に見せびらかした。 「なんと、お互いが合意の上でこれを身につけるだけで、従の指輪をつけた人は永遠に主の指輪をつけた人の幸せな奴●に!」 「ああ、はいはい」 「むー! 弟くんは、信じてないな?」 「そんなの、インチキに決まってんだろーが」 「たわけ! これはな、税込みで 2 ...