我が水泳部は存続の危機を迎えていた。 鬼教官と呼ばれるウチの水泳部の顧問によるスパルタ練習で大量の部員が逃げ出してしまったからだ。 存続させるためには残った部員が大会でいい成績を収めることが必要条件となる。 そこで今までのスパルタ指導を悔やみ、自分の責任だと感じた鬼教官は 「なんとしても結果を出して来い!私にできることならなんでもする!」と残った部員に言い放つ。 その刃みたいな性格とは反対に、ムッチリとしたその身体に釘付けだった俺は死に物狂いで猛練習を始めた。 そう、すべては鬼教官の身体を味わうために…… ...