上司からセクハラ被害にあっている会社員のえな。 その日も会社の個室に呼び出され悪質な被害の的となっていた。 だがそこには一部始終を見守る視線が…。 えなと同じ会社に勤める営業課の高透(たかとう)は えなをセクハラ被害から救い、なぜか訳知り顔でその姿を見つめる。 「こんな光景は見慣れているはずなのに…」 「きりがない…どうして?」 「酷く苛つく自分がいる……」 「ああ…これが‘限界’」 えなに激しく執着し、そのたかぶる気持ちが限界点を超えた高透が起こす行動とは…?! 「それなら一刻も早く」 「君と僕を強い絆 ...