名家の次期当主として生まれた僕は、無精子症との診断を受け絶望していた。妻との間に子はなく、家を守るためにやむを得ず現当主の父に愛妻を差し出すことに。そして子を宿すまで……と、連日激しく絶頂させられた妻のカラダには、子種と共に快楽の記憶が刻まれていき……。 突きつけられたのは、妊娠させることは不可能という事実だった。 「梓さんには、私の子を孕んで貰う」 「わ、わかりました……」 「ごめんなさい、賢太朗さん……」 「お父様っ! 裂っ、けちゃいます……っ!」 「お父様っ……だめっ……!」 「では……入れるぞ、梓 ...