【小説・ノベル】 主人公・高崎光輝は会社の事業部で働く28歳だ。今日は久々に同期会の飲み会がある。 同期会といっても仲のいい4人だけの飲み会となってしまった。それでも今でも同期会と言っている。 昔は当然、同期はもっといたのだが、辞めていったり、異動したり、寿退社したり、来なくなったりと、減っていった理由は様々だ。 この日の飲み会は営業の守とシステムの綾乃が遅れるとのことで、総務の内海りみかとまずは2人で飲むことになった。 実は光輝はりみかのことが気になっているのだ。プライベートな話になると慎重に言葉を選び ...