【小説・ノベル】 主人公・神田隆行は女子校生の立花香から逃げていた。 この二人の出会いは交通事故に遭いそうな香を隆行が助けたことにある。特に名前も教えてはいなかったが名刺が一枚落ちていたのだ。 その情報を基に、隆行の勤務先を探し、ついでに自宅まで探し、仕事が終わるのを待っているのだ。 最初は恩に厚く行動力のある女子校生だなとぐらいに思っていた隆行だったが、香の行動がどんどんストーカーっぽくなってきたので恐怖を感じるようになったのだ。 とどめは家にまでついて来ようとしてきたこと。家は既に知っているので、この ...