大学の夏休み。 運動が苦手で引っ込み思案な僕は、地元で暮らすごく普通の学生だ。 そんな僕が久しぶりに再会したのは、幼なじみで地元大学のチアリーダーとして活躍する美人姉妹だった。 「私たちの応援練習、手伝ってくれない?」 突拍子もない頼みだったが、断り切れず了承してしまう。 だが、その練習は普通のものではなかった。 彼女たちが求めたのは、応援を盛り上げるための「密着感」を高める特殊な練習――。 照れくささと彼女たちの無邪気な笑顔に流されながらも、僕は彼女たちに翻弄されていく。 やがて、姉妹それぞれが抱える感 ...