【あらすじ】 「ただいまー。あれ? 弟くん?」 インターホンも鳴らさず、まるで自分の家のように猫野(ねこの)ソマリが一人暮らしをしている貴方の部屋に上がり込んでくる。 「ねぇ、ただいまー、って言ってるんだけどー?」 「ねぇねぇ、居ないのー?」 彼女は貴方の一つ年上の幼馴染。 「――って、普通に居るなら挨拶くらい返したら? ほら、おかえりー、って」 気まぐれな彼女はいつの間にか貴方の家に居着き、半同棲状態の生活を送っていた。 一見すると羨ましがられそうな状況だが、彼女には貴方を困らせる趣味がある。 それは、 ...