あらすじ――――――――――――――――――――――――――――――――― 「絶対一緒の大学にいこうね…!」 山田律には幼なじみの彼女がいた。 森川佳穂 気弱でドジの多い律とは違い、優秀で真面目な佳穂は、昔からよく律の世話を焼いていた。 まるで保護者のように幼なじみである律を気遣うのは、彼女の気立ての良さだけではなく、なにより律のことを大切に想っているからだった。 そしてその想いは律も同じ。 2人とも学校で目立つようなタイプでは無かったが、お互いがいればそれで良かった。 2人で同じ大学へ行く そんな約束を ...