西條ななせはクラスでも目立たない、 おとなしい性格だった。 僕がそんな彼女を強烈に意識するようになったのは、 放課後の教室で彼女を見かけたからだった。 西條ななせは誰もいない教室で一人、 机に向かって腰を振っていた。 彼女を意識するようになってから 注意深く彼女を見ていると彼女はいたる所で、 自慰行為を行っている事がわかった。 僕は危うい彼女を心配して自制を促すように、 忠告する事にした。 そんな彼女が僕に提案してきたのは、 彼女が暴走しないように監視する共犯者の役目だった。 僕と彼女の共犯関係はこの後ど ...