愛する夫・和也と二人で、平凡ながらも幸せな生活を送っていた香穂。 ある晩、和也が自宅に一人の少年を連れ帰ってきた。 近所の公園のベンチで一人で座っていたところを気になって声をかけたらしい。 彼の名は、餌取 創(えとり そう)。 事情を聴くと、どうやら彼の家庭はシングルマザーで、母親は創の事をほったらかしのネグレクトのような状況との事。 不憫に思えた和也は、今晩だけでも楽しく食事をさせてあげられないかと、彼を自宅に連れて来たようだ。 事情がわかった香穂は創を歓迎し、3人で楽しい夕食を過ごした。 食事の最中、 ...