俺は二流大学に通う大学生。 大学はたいして面白くもなく、やりたいこともない、どこにでもいそうな男だ。 バイトもそれなりにやってはいるが、別に面白くもないし、 稼いだお金はパチンコやゲーセンに使う生活をしている…。 ある日、普段は通らない路地裏に、ゲーセンがあるのを見つけた。 路地は人通りも少なく、そのゲーセンも少し、妖しい雰囲気が漂ってはいるが、 何だか妙に惹かれるものがあった。 入り口をくぐると、どこか懐かしさを感じるピコピコ音が響いている。 薄暗い店内の奥からは、女たちの声が聞こえてくる。 見た目は普 ...