竹内晃一は一世一代の決意をしていた。それは幼馴染である春日千春への告白だった。 しかしその日は姿が見当たらず、自分が住むアパートへ帰宅する。 途中、隣の部屋から甘い声が。そこにはもう一人の幼馴染、晃一の兄貴分である公博が住んでいた。 女っ気が無い公博の彼女をからかう目的で、こっそり覗いてみるとそこには――千春を抱く公博がいた。 青天の霹靂。あまりのショックに固まる晃一。しかし、その濃密な絡みに今までにない昂りを感じるのだった。 翌日、公博は晃一の部屋に入り、千春とは付き合っていないと教えられる。 そして晃 ...