私は生きているのだろうか? それを知る術はないが、もう気にする必要もないのかもしれない。 この忘れられた場所で道を探したが、どうやっても見つけられなかった。 幾度となく、霧から逃れようと何度も試みた。 その度に、得体の知れない、闇を纏った「恐ろしいもの」と向き合うこととなる。 それは人間の形をしていた。いや、「人間」だと思い込んでいただけなのかもしれない。 それはちょうど私自身によく似た、とても恐ろしい・・・「影」だったのだ。 とある失われた手記Aより ■遊び方 本作品はサバイバーとなって儀式から脱出する ...