学年1位の優等生である堀江美優に対し、優作は劣等感を抱いていた。 得意なはずの勉強でも負け、さらに陰キャの優作と違って友達も多く、優作がドキドキするほどの美人… 父親は優作をいつも彼女と比較し、追い詰めていた。 優作はそんな毎日に嫌気がさし「もし堀江さんが勉強どころじゃくなるような弱みがあったら…」と思うときさえあった。 ある日、悩める優作に「いい話がある」と言ってきた上級生がいた。 なんと、美優は妹のふみと校内で不純なことをしているという噂があった。 その情報を確かめ、美優を脅すために二人は手を組んでし ...