バイト先からの帰宅中 同僚に傘を取られ、雨の中ずぶぬれで歩く ちょっと好きな女の同僚は何もないのに自分のことを避け続ける 思えば今日は本当にろくでもない一日 ぶつぶつと文句を言いながらとぼとぼ帰り路を歩いていたその時 ヒュッと目の前を黒猫が横切る 黒猫が前を横切ると不吉…よく言われてる話を思い出し 今日の不幸のすべては全部この不気味な黒猫のせいだ… そんなこんなで家に着くと…足元からねこの鳴き声 しっぽが2本生えた黒猫がそこにいて、じっとこちらを見つめてくる ありえない状況をすべて疲れのせいにして床に就く ...