【あらすじ】 物語の主役は、この教会に勤めるシスター、マリア。25歳になったばかりの彼女は、真面目で信仰心に厚く、教会に訪れる人々の相談に乗ったり、日々の祈りを欠かさず行っていた。 そんなマリアが、いつものように一人で祈りを捧げていると、後ろからそっと近づく人影があった。 「マリア...今日も美しいね。その姿はまさに天使のようだ」 甘い囁き声に、マリアはハッと身を竦ませる。振り返ると、そこには年上の神父、ヨハネが立っていた。 「美しいマリアに、神が与えた罰を与えに来たのだよ」 そう言うと、ヨハネは突然マリ ...