奉公先として通う事となった、とあるお金持ちのお屋敷 そこでは多くの奉仕人が雇われていて、正直俺の仕事はほとんどなかった。 暇を持て余した俺は、主人の一人娘の遊び相手として抜擢されてしまう。 『セリーナです。よろしくお願いします。』 とても上品な彼女はとても賢く、様々な知識を持っていた。 しかしある日、少し恥ずかしそうな顔をしたセリーナから 小声でこんな提案をされてしまう。 『私、一つだけ、知りたくても知ることが出来ない、あることがあるのです。』 『よろしければ、お手つだいしていただけませんか...?』 彼 ...