あらすじ 結婚3年目の柏木繭子は夫である信人と共に平穏な日々を送っていた。しかし、二人の前には決して無視できない問題が横たわっていた。それは二人が父、郷田剛と交わした結婚のための条件であった。 郷田剛は、繭子に柏木信人との結婚を許す代わりに2年以内に跡取りとなる男の子を誕生させる事を条件としたのだった。結婚を急いだ繭子達はその時代遅れの条件を飲んで結婚する事が出来た。 しかし、期限を過ぎても2人が男の子を授かる事はできなかった。 さらに繭子を悩ませる別の問題があった。 もし期限を過ぎても子が授かれない場合 ...