◇あらすじ 「ご主人様、朝ですよ……起きてください」 僕のメイドをしてくれている彼女は学園の先輩‘飛矢崎陽向’。 一つ上の学年で、学園の人気者で僕も遠くから見て憧れていた。 少し前に今まで僕の身の回りのお世話をしてくれていた人が、 家庭の事情で実家に帰ることになってしまった。 そこで仕事で海外を飛び回っている両親が急いで信頼できる人たちに 使用人の紹介をお願いしたところ、先輩が採用されたのだ。 最初は距離感がうまく掴めなかった僕だったけど、 明るく世話好きな先輩のおかげで普通に会話を楽しめている。 そんな ...