「やっぱ、萌音のやつ。許してくれねーよな」 伊織は今日の昼間のデートで、恋人の萌音と些細なことでケンカしてしまった。 お互い別れる、別れないのは無しまで出た始末。 後味が悪いままお互い帰ったけど、やっぱ、伊織は萌音のことが気になってた。 チャイムを押す指が震える。 扉の向うから出て来たのは、戸惑いながらも安堵した雰囲気を漂わせている萌音。 なに? 伊織…… いや、まぁ 昼間のことで 謝ろうと思って このまま、 お別れじゃ やっぱ、俺…… 伊織…… 私も…… このまま伊織と サヨナラなのかなって 思うと、辛 ...