【あらすじ】 夕暮れのプール。 紺碧の長髪が水面に揺れるたび、競泳水着に包まれた曲線美が目を奪う。 一方、若さ溢れる新人は無邪気な笑顔の奥に秘めた色気を放つ。 新任コーチの私への個人指導の依頼は、予想外の展開を見せ始めていた。 フォーム修正の手が触れる度、二人の吐息が変わる。 エースは艶めかしく、新人は初々しく。 競泳水着の生地越しに伝わる体温が、理性という糸を一本ずつ解いていく。 誰もいない更衣室。 湯気の向こうで零れる吐息。 シャワーの音に紛れるその声は、やがて蜜の味を帯びていく。 名門水泳部の指導と ...