両親を亡くし親族とも疎遠となった「あなた」は、父の再婚相手の連れ子であった「裕太」と、身を寄せ合って暮らしていた。 ともに暮らすうちに、「あなた」は「裕太」に弟に対するものとは違う何か別の感情があることを、うっすらと自覚し始めていた。 そんな中、会社の先輩からの告白を断りきれず、付き合うことになってしまった「あなた」。 先輩からの夜の呼び出しをきっかけに、「あなた」は「裕太」が隠していたある衝動を知ることとなる。 「弟のこと、俺のこと、大切だよね? 俺の言う事、聞いてくれるよね?」 「ちゃんとおねだりして ...