「お願い全部、全部中にちょうだい…!」 あどけない表情で、誘う美少女に抗えるものがいるはずがない……。 20XX年。経済成長を続ける日本だったが、大きな問題に直面していた。それは「超少子化時代」つまり、子供の出生率が著しく低下していたのである。また出生率の低下だけでなく、政府がさらに頭を抱えたのが、男児出生の低さであった。 その数はなんと1割。 このままでは近い将来、本当に日本という国がなくなってしまう。 そこで政府はそんな状態から脱却すべく、破天荒ともいうべきある対策を打ち出した。 それは、 「妊娠適齢 ...