村人のエリーは夫と平凡な生活を送っていた。 その日は町はずれの薬屋へ薬を買いに来ていた。 けれど、その店主である獣人の少女カレンは他の村人から 避けられていた。 「獣人は粗野で乱暴」という噂が広まっており、誰も近付こうとしない。 そんななか、エリーだけはカレンの薬屋へ薬を買いに行っていた。 いつも購入している薬を取りに行ってもらう間、エリーは薬棚を見ていた。 そこに置いてある怪しげな香水を手にし、匂いを嗅いでみると エリーは突然倒れる。 倒れたエリーをカレンは介抱し、しばらくして目覚めるエリー。 エリーは ...