**************************************************** 甘絡尋問2(かんらくじんもん つー) どこかのせかいの どこかのくにの ちいさなちいさなおはなしです リオの屋敷に迎え入れられて数か月。 広い屋敷に閉じ込められ毎日の様に身体を求められる日々。 初めは耳に付いた首輪に施された鎖の装飾が鳴る音にも次第に慣れてきた。 気晴らしと言えば庭の中にある小さな庭園の手入れ。 夜には膨大な量の書物の中かから子供向けの本を選んで暗記する。 いずれ、いつか、ここを出た時 ...