職場の帰り道…繁華街を歩いていると 「離してッ!」 夜の喧騒を裂くような、女性の声が耳を突いた。 何事か?と駆け寄ると、薄暗い路地の奥で バニーガール姿の女性が、数人の男達に絡まれている。 勇気を振り絞って飛び込んだ――が、気づけば自分は地面に転がっていた… 全身に鈍い痛みが走り、視界が揺れる中、彼女が駆け寄ってくる。 「よかった!!生きてたァ…ねぇ…お礼させて? せめてものお返しに」 導かれるままに辿り着いたのは きらめくグラス、微笑むバニーたち。 バニーガールたちがもてなす特別なBARだった… 場の空 ...